目の抑制(よくせい) 左右の目の大きさの違い

抑制とは?
抑制とは、両目2つの目のうち、片目をあまり使わない状態です。 よくあるのが片目だけでみるクセ。 ちょっと閉じたような感じに見えることが多くあります。
左右の目のアンバランスさから、使い方の違いが目の大きさの違いになると考えられます。 わかりやすい例が、左右の視力差が大きい場合に、見やすい方の目ばかりで見てしまうクセですね。使われない方の目は、しっかり見なくなってしまうので抑制が発生します。
この場合の視力は、一般的な視力だけでなく、動体視力や、脳内視力など、目の能力とバランスすべてを含みます。 乱視でまぶしいから目を閉じてしまい抑制になる場合もあれば、利き目が強すぎて片目だけで見る習慣などもあります。
抑制の具体例
目の抑制によって左右の目の大きさが違ってしまう例。 グラビアアイドルの磯山さやかさん。 右目(向かって左)の方がやや大きい感じですが、白目の大きさを線で比べてみると、かなりの違いがあることがわかります。


【引用:磯山さやか水着グラビア 秋田書店ヤングチャンピオン2014/4/22号より】
次に篠崎愛ちゃん。同じくパッっと見でも右目(向かって左目)が大きく感じられ、実際に同じサイズの線を引いてみると、やはり左目の方が細く抑制されています。


【引用:篠崎愛ちゃん広告ページ 秋田書店ヤングチャンピオン2014/4/22号】
なんらかの理由で、右目を優先して見るクセがついているはずです。 つまり両目をバランス良く使えてないということです。 悪化すると斜視や弱視、両眼視機能の問題(両目で見る能力)など目のトラブルに発展する事もある状態です。
抑制の原因
ただ現代ではこの片目抑制は、よく見られる症状です。 携帯やスマホなど近くを見るときは、両目を使うのはストレスになるため、片目ばかりつかってしまいがちです。
目の大きさ自体が違うと言うよりも、左右の視力のバランスが影響します。 重要なのは、視力の状態が左右の目の大きさの違いという外見にあらわれるということです。 抑制の予防をするには、両目をバランス良くつかうことを心がけましょう。
参考:斜視眼科の記事では、斜視や弱視などの視力障害に関係など。
参考:抑制メガネやさんの記事では、両眼視機能の問題など。